[東京都中野区]汚水用の排水ポンプ2台の交換工事
こんにちは
今回は東京都の中野区にて行った排水ポンプの交換工事をご紹介いたします。
現場はビルの地下のインターネットカフェの店舗内でした。
地下の施設の排水は、公共の下水道より低い位置にあるためポンプなどでその高さまで揚水しなければなりません。
排水の都度ポンプで揚水するのは非効率なので、一度汚水槽に貯めてからある程度の水位になった際にポンプで揚水して排水するのが一般的です。
排水ポンプが故障してしまうと汚水が汚水槽内に溜まったままになってしまいます。
そのまま放置すると汚水槽から汚水が溢れ出して大惨事になってしまいますので、早めの対処をお勧めいたします。
今回の現場では、排水ポンプはフロートスイッチによる制御方式のものが2台設置されており、自動交互運転されるようになっていました。
自動交互運転とは、運転する排水ポンプが交互に切り替わる設定で、ポンプの連続稼働を抑えて故障率を低減します。
さらにポンプを2台設置するため、片方が故障しても暫くの間は1台で運転し続けることができます。
ポンプ2台分のお値段はかかってしまいますが、リスクや寿命延長を考えると効率的な方式といえるでしょう。
汚水槽は地下の中でも一番低い位置に作られます。
要は地下の更に床下ですね。
今回の現場では、カフェのシートの下の床下に設置されていました。
シートを剥がし、更にその下の木板を剥がしたところにあります。
早速交換いたしました。
赤、黄、青の丸い物体がフロートスイッチで、このスイッチで水位を検知してポンプを制御します。
最後に試運転を行い、問題がなければ作業完了となります。