[川崎市川崎区]汚水用排水ポンプ2台の交換工事
こんにちは。
今回は神奈川県川崎市にて汚水ポンプの交換工事を行ってまいりました。
ビルの地下に設置された汚水槽に設置されいている汚水ポンプで、主に貯められた雑排水などを下水へ押し上げて排水するためのものです。
フロート式の汚水ポンプですが本体とフロートは別になっており、制御盤で動作をコントロールする方式になっております。
マンホールの下に汚水槽が広がっています。
マンホールの奥側にあるバルブのついた2本の配管が排水用の配管ですね。
汚水槽の天井を突き抜けて排水ポンプへとつながっております。
古い排水ポンプは錆でボロボロですね。
常に汚水に浸かった状態になるため、排水ポンプはかなり劣化しやすいです。
古いポンプはどうやら古い鋳物製のもののようで、かなりの重量がありました。
なるべく軽く運び出すために外せる箇所はなるべく外して分解します。
しかし錆や劣化でボルトナットが回らないことも多く、今回はポンプ下のカバー部分が外れるくらいでした。
新しい排水ポンプを設置しました。
今回新しく設置したのは、エバラポンプ製の排水ポンプ「80DL53.7」となります。
写真ではよく映っていませんが、制御用のフロートスイッチなども交換を行いました。
フロートスイッチはポンプの動作を制御したり異常を知らせるために設置されているため、故障してしまうと異常時に警報が出ないようなことになってしまいます。
そのため故障していなくても耐用年数などから鑑みて、定期的に交換することをお勧めいたします
最後に汚水に水をためてみて、問題なく動作するかを確認したら作業完了となります。