[千葉県成田市]貯水槽2つの清掃作業
こんにちは
今回は千葉県の成田市にて行った貯水槽の清掃作業をご紹介いたします。
今回清掃を行うのは、ビルの屋上にある高置水槽と1階にある受水槽です。
公共水道からの給水を一度1階の受水槽に貯め、それをポンプを使用して屋上の高置水槽に送ります。
屋上の高置水槽から重力の力で各蛇口に給水といった一般的な方式ですね。
貯水槽の容量や自治体によっても違いますが、基本的には年に1年の清掃作業が義務付けられております。
清掃前の高置水槽です。
底のほうに汚れが溜まっているのが分かりますね。
定期的に清掃を行っているので、比較的綺麗なほうです。
ですが、確実に汚れは溜まっているのでしっかりと清掃消毒を行います。
ブラシやスポンジを使用して洗剤で綺麗に洗っていきます。
底や壁面だけでなく、電極棒などの細かい箇所もしっかりと清掃します。
電極棒は、長さの違う金属の棒を何本か使用してどの程度水が溜まっているか検知するセンサーです。
このセンサーによってポンプを制御しています。
電極棒が水垢などで覆われてきちんと通電しなくなるとポンプの誤作動などに繋がるため、しっかりと清掃いたします。
最後の専用の消毒薬剤を散布して暫く放置します。
時間が経ったら最後に綺麗に水で洗い流して清掃完了です。
清掃後の高置水槽です。
清掃前に比べて溜まった汚れなどがすっかり落ちましたね。
続いて受水槽の清掃も行います。
清掃前の受水槽です。
最近受水槽自体を新しくしたのか、高置水槽に比べると受水槽自体が劣化していませんね。
おかげで汚れが分かりやすいです。
余談ですが、新しい貯水槽はこのような複数のパネルを組み合わせて作る四角形のタイプが多いです。
ここの高置水槽のような俵型や、球状の貯水槽は比較的古いものが多いですね。
清掃していきます。
梯子やボールタップなどの細かい箇所も綺麗にします。
高置水槽同様、最後に消毒薬剤を散布します。
最後に水で綺麗に洗い流して清掃完了です!
梯子の清掃前後です。
白くついていた水垢などが落ちていますね。
清掃前はすこしヌルヌルしていましたが、清掃後はキュっとなるようになりました。
ボールタップの清掃前後です。
細かいパーツなのでちょっとわかりづらいですが、比べればしっかりと汚れが落ちているのが分かるかと思います。
最後に給水栓を開けて水を貯め直せば作業完了です!
清掃後の蛇口からの給水は残ってしまった薬剤や流れてしまった汚れなどが混入していることがありますので、
5分ほど水を流してから使用するようにしてください。