[東京都中野区]マンションPS設置の給湯器交換[GTH-2444AWX3H]
こんにちは
今回は過去に東京都中野区のマンションにて行ったPS設置の給湯器交換工事をご紹介いたします。
古い故障した給湯器は、松下電器(現:パナソニック)製 [AT-366RSA-AW2Q-G]です。
新しく設置した給湯器は、ノーリツ製[GTH-2444AWX3H]になります。
故障してしまった古い給湯器です。
パイプスペース(PS)に設置されている前方排気の給湯器です。
まずはコレを撤去していきます。
まずは給湯器の全面パネルを外して、内部の配線の様子などを確認してから外していきます。
次に、配線と同じく配管を確認してから外していきます。
配管は、給湯の入りと出、風呂の追い炊きの入りと出、温水暖房の入りと出、など複数あるので、間違えて接続すると動作しなくなってしまいます。
配管を外し終わったら、給湯器本体の固定を外して撤去します。
新しい給湯器を設置していきます
まずは前面パネルを外しておきます。
本体を枠にはめ込み、固定します。
固定が終わったら配管を再接続していきます。
配管は、古い配管などだと新しい給湯器の接続口に合わなかったり、距離が足りずに接続できないということもあります。
その場合は、接続口を合わせる継手やフレキ管などを間に噛ませて接続していきます。
配線やガス管も同じように再接続していきます。
ガス管は接続後に栓を開き、ガスを検知する機器で漏れが無いかチェックを行います。
次に給湯器のリモコンも交換していきます。
浴室のリモコンのカバーを外し、ネジを外したら隙間にドライバーを入れて引き剥がします。
黒いものがついていますが、コレは配線接続箇所に水が入り込まないようにするパッキンの役割があります。
古いパッキンをそのまま流用すると水が漏れてしまう恐れもあるのできちんと交換します。
ヘラで削り取った後、接着材を溶かす薬剤で拭き取って綺麗にします。
新しい浴室用のリモコンを配線を接続したらパッキンを噛ませてから固定していきます。
斜めにならないようにしっかりと水平器でチェックします。
リモコンと壁の隙間をコーキング材で埋めて防水処理します。
コーキングがはみ出ないようにマスキングテープを張り付けてから塗布します。
塗布したらマスキングを剥がします。
1時間ほどすると表面が固まるので、多少水がかかっても大丈夫になり入浴が可能になります。
ただし、内部は固まり切っていないため、指で押したりシャワーを直接かけたりはしないようにしてください。
1晩たてば完全に硬化します。
同様に台所用のリモコン、床暖房用のリモコンも交換しました。
リモコンを交換したら給湯器がきちんと動作するか試運転を行います。
同時に接続しなおした配管からの水漏れチェックも行います。
最後に諸々を原状復帰して交換完了です!