[東京都文京区]狭所での給湯器の交換工事[RUF-A2003SAG(A)]
こんにちは
今回は過去に東京都の文京区にて行った給湯器の交換工事をご紹介します。
一軒家の路地に設置されている給湯器で、ブロック塀との間がかなり狭く人がやっと入れるかどうかといった場所でした。
さらにこの一軒家は坂の途中に建っており、設置個所の路地は半分地下のようになっているうえ降りる手段がないといったなかなか難しい位置です。
やむを得ず梯子を使用してブロック塀を乗り越えての作業となります。
新しく設置した給湯器は、リンナイ製[RUF-A2003SAG(A)]になります。
青いバケツの下にあるのが故障給湯器です。
過酷な場所に設置されているのが分かるかと思います。
故障給湯器を撤去していきます。
何とか配管を切断しました。
故障給湯器を運び出すのに、これを持って脚立を登るのはあまりにも危険なためロープで括り付けて引っ張り上げます。
数人がかりで引っ張り上げてなんとか撤去できました。
新給湯器も故障給湯器と同様の手段で搬入します。
新しい給湯器はキズが付かないように慎重に降ろしました。
設置個所に固定したら、切断した配管を再接続していきます。
設置完了したら試運転を行い、問題がなければ配管に保温材を巻いて作業完了となります。
写真では少しわかりづらいですが、排気口に排気カバーが設置されました。
この排気カバーは排気方向を正面から横に変更するカバーです。
この給湯器は設置個所的にすぐ正面にブロック塀があり、排気が溜まってしまい給湯器が排気を吸気してしまう流れが出来てしまいます。
そうすると、燃焼効率が落ちたり内部の劣化が早く進んだりなど、給湯器にとって悪いことばかりです。
こういった排気方向を変更する排気カバーを設置することで予防することができます。