[東京都世田谷区]新築住宅に床暖房の取付工事
こんにちは
今回は東京都の世田谷区にて新築の住宅に床暖房を取り付けてまいりました。
温水式の床暖房で、暖房熱源機能のある給湯器に接続して、温水を循環させて温めるものです。
リフォームの場合は既存のフローリングの上に床暖房のマットを敷いてその上にさらにフローリングを敷くなどの施工もできますが、
今回は新築なので下地の上に床暖房を直に設置していきます。
1階に2か所、2階に大きいものを1か所設置していきます。
まずは位置合わせのために床暖房マットを仮置きしていきます。
位置がずれると、上からフローリングを張る際などに支障が出てしまいます。
こちらは少し離れた別の箇所
床暖房マットを温める温水を通す配管は床下を通します。
そのため、マットと接続する箇所に穴を開けてそこに配管を通します。
床の開口箇所を確認したら、いったんマットをどかしてからドリルで穴を開けます。
床の開口が完了したら、木くずを掃除してからマットを敷きなおします。
再度位置を調整したらこれ以上動かないようにビスで床に固定しておきます。
その後、床下に潜って温水配管を通していきます。
床下に通した配管をさきほど開けた床の開口部から通して、床暖房マットと接続させます。
これで1階の施工は完了です。
続いて2階も同様に施工を行っていきます。
2階にもまずはマットを仮置きします。
1階のものより大きいサイズの床暖房マットですね
開口部に印をつけたらマットをどかして開口します。
1階のマットより1つのマットに接続する配管が多いため、大きく開口しています。
再度マットを敷きなおして、ビスで固定していきます。
配管をマットと接続しました。
行きの配管と戻りの配管を、専用の分岐金具でそれぞれ3つに分岐して接続しています。
給湯器へと接続する配管は、そのまま床下を通り屋外の給湯器の近くまで伸ばしておきます。
給湯器への接続はすぐにはせずに、その後手押しのポンプで配管とマット内に水を張っておく必要があります。
水を張ったあとも先端部分に圧力計を設置し、数日置いてから圧力が抜けていないかを確認することでどこかで水漏れが発生していないかを確認します。
配管の継手がしっかり接続できていなかったり、ビスで配管を貫いてしまったりしていると水が漏れてしまい、修理は不可能なので丸ごと交換となってしまいます。
工事中に起こりやすい事故なので、しっかりと確認しながら工事を進めていくことが大事なのです。