【東京都北区】給水用の揚水ポンプの交換工事

今回は東京都北区のビルにて給水用の揚水ポンプの交換を行ってまいりました。

地下にある受水槽に設置されたポンプで、このポンプを使って高架水槽へ水を送り出す用途に使用されていました。

新しく設置するポンプは、荏原製作所製の「50BMSP253.7A」です。

受水槽内の旧ポンプと緊急排水用ポンプ
受水槽内の旧ポンプと緊急排水用ポンプ
溜まった水を緊急用ポンプで排水中
溜まった水を緊急用ポンプで排水中

FRP素材の受水槽ではなく、地下に直接コンクリートで作られた受水槽のため排水口がありません。
ですので、まずは溜まった水を持ち込んだ排水ポンプを使用して抜いていきます。
外の排水マスへホースを延ばして、水が抜けきるまでしばらく待ちます。

古いポンプ(左)と新しいポンプ(右)
古いポンプ(左)と新しいポンプ(右)
古いポンプ(右)と新しいポンプ(左)
古いポンプ(右)と新しいポンプ(左)

新しいポンプと撤去した古いポンプを並べてみました。
汚水用ではないため外装はあまり劣化していませんが、
ポンプの内側は錆などでかなり劣化してしまっているのが分かります。
旧ポンプの配管の接続口は、撤去する際に配管を持って持ち上げようとしたところ腐食で折れてしまいそうになりました。
(危ないので先にもぎ折ってから撤去しました)

新しいポンプを受水槽内に設置
新しいポンプを受水槽内に設置

新しいポンプを設置し、配管や配線を接続しました。
その後、受水槽内に水を貯めて正常に稼働するか試運転を行います。
問題がなければ作業完了となります。

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