[神奈川県厚木市]貯水槽のFMバルブ、ボールタップ、通気口の交換作業

こんにちは
今回は神奈川県厚木市にて貯水槽のFMバルブ、ボールタップ、通気口の交換を行ってまいりました。

FMバルブとは、貯水槽にてボールタップ等と組み合わせて設置する定水位弁です。
定水位弁とは、簡単にいうとタンク内の水位によって給水を出したり止めたりする部品のことです。
トイレのロータンク内ではボールタップを単体で使用して給水を制御していますね。

貯水槽ではFMバルブと組み合わせて使用することで、急激な水圧の変化などを緩和できるようになっています。

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交換前のFMバルブ。
3つの配管が交わる箇所にあるものがソレです。
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取り外したFMバルブとボールタップ
 

FMバルブは貯水槽の外に設置される部品のため、通常は保温材がしっかりと巻かれています。
外気温にさらされて中の水が凍結をしてしまうことがあるためです。
今回の現場では、風雨にさらされて劣化してしまったためかFMバルブとその周辺の配管がむき出しになってしまっていました。
中の水が凍結してしまうと容積膨張などで配管が破裂したりFMバルブが正常に動作しなくなるなどの故障を招きます。
定期的に点検して保温材が取れてしまっていないか等を確認するようにしましょう。

2枚目の写真はFMバルブとボールタップを取り外したところです。
今回はFMバルブからの漏水でしたが、セットで組み合わせて使用するタイプのものなのでどちらか片方が故障しても仕様出来なくなってしまいます。
なのでお客様の要望で両方とも交換することになりました。

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新しいボールタップを設置
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新しいFMバルブを設置

新しいボールタップとFMバルブを設置しました。
FMバルブは保温材も巻いた後の状態です。
白いしかくい発泡スチロールのような素材の保温材の中にFMバルブが入っています。

ところで貯水槽の中、普通に汚いですね……
今回は依頼されなかったため清掃は行っていませんが、しっかりと清掃した方がいいと思います。
アールシーワークスでは貯水槽の清掃も承っております。

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古い通気口を撤去
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新しく通気口を設置しました

通気口も破損していたため新しく交換します。
貯水槽の上部についているため、雨水や鳥の糞などが入らないように下に向けて曲げて設置します。
入口にはネットを巻きつけて、虫や小動物などの侵入を防ぎます。

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