[横浜市神奈川区]給水加圧装置の交換工事

こんにちは
今回は神奈川県横浜市の神奈川区で給水加圧装置の交換を行ってまいりました。

給水加圧装置とは、蛇口から出る水の水圧が弱い場合などに水圧を高めるために使用する装置です。
主に水を貯める貯水槽と、貯めた水に水圧をかけて送り出すポンプから出来ています。

今回の現場はアパートで、水道本管からの直結でも給水出来ないほどの規模や高さではありませんがそれだと水圧がかなり弱くなってしまう為に給水加圧装置を使用して水圧を高めていました。
お風呂でシャワーの水圧が弱いと辛いですよね。

きっかけはポンプの故障でしたが、貯水槽もかなり劣化していたため同時すべて交換したいとのお話でした。

まずは古い給水加圧装置を撤去していきます。
貯水槽の下の架台の中にポンプが設置されている構造でした。
配管や配線を切断し、固定を外したらドンドンと運び出していきます。

古い給水加圧装置を撤去したらコンクリートの基礎を掃除します。
残ったボルトを切断してたいらにしたり、泥を綺麗に水で流していきます。
細かい汚れが残ったまま新しい給水加圧装置を設置すると斜めに設置されてしまう可能性もありますので。

その後、貯水槽に給水するための給水管を引き直して位置を調整します。
古い貯水槽と新しい貯水槽で配管の接続位置が違うためです。

基礎に架台を、架台に貯水槽を設置していきます。
貯水槽本体はそこまでの重さはありませんが、水がたまるとかなりの重さになります。
斜めになっていたりしっかり固定をしなかったりなど、重大な事故の要因になるので気を付けて設置します。

その後ポンプを貯水槽の上に設置します。
この貯水槽は給水加圧装置のような用途に使用するために作られており、同メーカーのポンプを貯水槽の上に設置できるような形に設計されています。

ポンプは古い給水加圧装置のものと比べるとかなりサイズが小さく見えますが、
年月が経ち、メーカーがより高性能なポンプを作れるようになったためです。
旧ポンプと同じサイズの新しいポンプを設置すると、過度な性能でかつ値段もかなり高くなってしまいます。